設置タイプを確認する

大きく分けて2つのタイプがあり、設置場所に応じてお選び頂けます。

独立タイプ

近くに壁がない場合や強度が不足している場合は、地面に柱を立てて取付します。
ほとんどはこちらのタイプで設置します。
また、独立タイプは柱を埋め込むタイプ(湿式)とアンカーで固定するタイプ(乾式)がございます。
弊社では一般的に柱を埋め込む湿式タイプで施工を行っておりますが、現場に応じて工事方法をご提案させて頂きます。

 

壁付けタイプ

壁に部品を用いて、直接取り付けるタイプです。
アンカー固定となりますので、擁壁部分の階段などで採用される場合が多いです。

 

高さを確認する

手すりの高さは身長によって合わせる必要があります。
地面から手すりの上部までの高さは約75〜85cmが一般的です。
お子様や車いすを利用される方は、さらに低く約60〜65cmが使いやすいため、使う方に合わせて2段仕様にすることも可能です。

 

笠木の素材について

手でつかむ取っ手部分です。
「アルミ」「樹脂」素材があります。
素材によって手触りが違いますので、選ぶ際に確認しておきましょう。

アルミ

ベーシックなタイプです。
樹脂に比べて安価で、デザインも豊富です。
木目調のラッピングを施したカラーもございます。

LIXIL グリップライン
YKK パルトナーUD1型
三協 エトランポU1型
四国化成 セイフティビームSB型

樹脂

アルミのまわりに優しい手触りの樹脂を施した笠木です。
アルミに比べて熱を伝えにくいため、夏に熱くなりすぎたり、冬に冷たくなりすぎたりしません。いつでも手になじみやすい、しっとりした手触りです。
ただし、カビが発生する恐れがありますので、注意が必要です。

LIXIL木製調グリップライン
YKK 木製調パルトナーUD1型
三協 木製調エトランポU2型
四国化成 セイフティビーム アーチユニット / 木製調セイフティビーム アーチユニット
四国化成 木製調セイフティビームSB型


笠木の形状について

笠木の形状は握りやすさに影響しますので、手すり選びの重要なポイントになります。

フラット形


シンプルなデザイン

シンプルなフラット型の笠木は、さまざまな住宅に調和します。

 

円形


汎用性のある形

直径が34〜40mmと細いため、小さなお子さまにも握りやすく、汎用性のある形状です。

■直径38mm
LIXIL グリップライン / 木製調グリップライン
YKK パルトナーUD1型 / 木製調パルトナーUD1型
四国化成 セイフティビームSB型 / 木製調セイフティビームSB型
四国化成 セイフティビーム アーチユニット / 木製調セイフティビーム アーチユニット

■直径40mm
三協 エトランポU1型木製調エトランポU2型

 

楕円形


しっかり握れる

直径が45mmの楕円形は、フィット感が高くしっかり握れるタイプですので、女性やお子様、握力の弱い方に最適な形状です。


ひじで支える

手のひらで支える

直径60〜65mmの楕円形は、上部の面が広いため、手のひらやひじで体重を支え、サポートしながら歩行するお年寄りなどにおすすめです。

 

端部キャップについて

端部のキャップは、主に2種類から選べます。(通常はストレート。R型はオプションです。)
手すりの端部にぶつかっても危険が少ないRキャップがおすすめです。


ストレート


R型

 

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