物置の基礎知識

物置のサイズの確認

物置のサイズ表記を確認します。

下記のように、物置設置の際確認しておきたいサイズがあります。

物置のサイズについて

規格幅
物置の土台部分の幅のサイズです。

規格奥行
物置の土台部分の奥行のサイズです。

規格高
ブロックの高さを含まない物置本体の高さです。
設置の際は、この規格高にブロックの高さ(10~20cm)が加わりますので、ご注意ください。

屋根幅
屋根部分の幅のサイズです。
屋根の張り出しがありますので、土台部分(規格幅)より大きくなります。

屋根奥行
屋根部分の奥行のサイズです。
屋根の張り出しがありますので、土台部分(規格奥行)より大きくなります。

屋根高
ブロックの高さを含まない土台部分から屋根の最も高い部分までのサイズです。
屋根に勾配がありますので、規格高よりも少し高くなります。

※規格高と屋根の高さ、土台の面積と屋根の面積は異なりますので、ご注意ください。
上記のサイズは、ブロックを含まない高さです。
サイズを選ぶ際はブロック高も考慮しましょう。

 

物置の収納に適しているもの、適さないもの

適しているもの
物置収納に適しているもの
・タイヤ等のカー用品
・灯油
・ゴルフバッグなどのスポーツ用品
・アウトドアや釣りなどのレジャー用品
・スコップやじょうろ、土等の園芸用品
・ドリル、脚立などの工具類
・防災グッズ


適していないもの
物置収納に適していないもの・食料品
・衣類
・本、書類
・電化製品



物置の中は夏は50度、冬は0度以下になる場合がありますので、温度や湿度の変化に弱い食品や衣類、本、電化製品は保管しないようにしましょう。
また、保管場所が「冷暗所保管」となっているものは、物置に収納しないでおきましょう。

物置の設置場所の確認

物置の設置場所の確認

壁との間は10~20cm必要です。
物置の前後左右は10~20cm程の作業スペースが必要です。

高さにご注意ください。
物置は、基礎ブロック(10~20cm)の上に設置します。
物置本体の高さだけでなく、ブロックの高さと天井までの高さ(作業スペース)も考慮しましょう。

雨水・排水マスの上には設置しないでください。
配管工事などメンテナンスが必要な際に、作業できるよう、雨水・排水マス上の設置は避けましょう。

扉を開けるスペースが必要です。
(全面開口タイプ)
全面開口タイプの物置の場合は、扉を開けるスペースを考慮しましょう。

 

設置できない場所

十分なスペースがあっても、下記の場所には設置できません。

 

扉の開き方の確認

全面開口タイプ(観音開き)

全面開口タイプ

扉を全開にすることができるため、物の出し入れがスムーズに行えます。
扉を開けるためのスペースが必要ですので、狭い場所には適していません。

対応商品
イナバ物置 アイビーストッカー
ディーズガーデン カンナ
ケター ファクター
サンキャスト カスケード

二枚扉タイプ(2枚引戸)

二枚扉タイプ

小型物置に多く、標準的な物置の開け方です。

左右どちらにも開けることができ、開口部は物置の約半分確保できます。

対応商品
イナバ物置 シンプリー
イナバ物置 ナイソーシスター
タクボ物置 グランプレステージジャンプ

三枚扉タイプ(3枚引戸)

三枚扉タイプ

開口の2/3を開くことができるので、二枚扉タイプに比べて、開口部が広く、中央部の物の出し入れがスムーズです。

左右どちらにも開くことができます。

対応商品
ヨド物置 エスモ

2連片引き戸タイプ

2枚の扉が同時に連動して広く開くタイプです。

中型~大型の物置に多く採用され、扉の開閉は、設置時に左右どちらか選択できますが、片方からしか開くことができません。
 
対応商品
・イナバ物置 ネクスタ
・ヨド物置 エルモ
・タクボ物置 Mr.ストックマン
・タクボ物置 Mr.トールマン

棚のタイプを確認

全面棚タイプ・長もの収納タイプ

全面棚タイプ
幅全面に棚が付くタイプです。
段ボールや園芸用品など、高さのあまりないものを収納するのに便利です。

長もの収納タイプ
幅の一部が高さ方向に長いものが収納できるタイプです。釣り竿や野球バットなどを収納するのに便利です。